2022年8月6日はレッスンの日でした。
ハノンは中途半端なままレッスンに臨んでしまいました。
革命は去年の同じ時期の「愛の夢」と比べると明らかに完成度が低く、年末の発表会がいよいよ危なくなってきました。
ハノン レッスン内容
31番
♩=108で挑戦。
以下、先生の指摘
手に力が入り過ぎている。これでは最後まで通して弾くことができない。
前回、鍵盤から指が離れすぎているという指摘だったので、離さずに弾いたのですが、このせいで手に力が入り過ぎているそうです。このために最後が力がなくなってもつれているとのこと。難しいですね。
最後から2小節目の最後の右手の指使い(ド[5]⇒ファ[1]⇒レ[5]⇒ファ[2])から最後の小節への音が切れている。
最後の5152の指使いの2の指の意図は、最後の小節の音になめらかにつなげる(ファ[2]⇒ミ[1])ためですが、こうすると最後のオクターブ上のミ[5]の指が離れてしまいます。離れないようにするためにファ[2]を押さえている間に、ミ[5]を鍵盤の端すれすれで用意しておけという指摘なのですが、手の小さい私には至難の業です。先生は私よりも手が小さくてもやっているのですが、私は無理にやろうとすると小指の第1関節が反り返って痛めてしまいそうで、無理だと訴えました。
鍵盤の端は無理で、上を通って弾くにしても、できるだけ音が途切れないようにとのことでしたが、これは私にはできないなと思いました。
音階・アルペジオ
D dur (二長調)
前回から引き続き、なぜか左手の下りの指使いがこんがらがって上手くいきません。
以下、先生の指摘。
左の1の指で押さえる音(指を切り替える音)を意識して弾く
h moll (ロ短調)
特に指摘なし。まだ綺麗に弾けないので来週に持ち越し。
ツェルニー100番練習曲 60番 レッスン内容
先生からは全体的に悪くはないがということで頂いた指以下。
全体的に音がそろっていない。
右手のメロディーだけ、左手のみ、内声のみなど、分けて練習すること。
dolceとあるが、音を小さくとは書いていないので、低音部はもう少ししっかり弾いた方がよい。
革命(ショパン) レッスン内容
今日もとりあえず通して1回弾きました。
以下、先生の指摘。
左手の何回も出てくるドソドレミレドソなどは、練習の時はハノンのように1音1音指を鍛えるように弾くのも大事だが、実際弾くときはもっとレガートに。
29小節目からの左は和音を意識して。
手の向きを鍵盤と垂直ではなく傾けた方がよい。
最後の4小節は怒りをぶちまける感じで激しく。
最後の小節の最後の一番低いドの音は残す感じで。
ショパンが使用していたピアノ(プレイエル)は鍵盤が少なく、一番低い音がドだったそうで、ショパンは当時のピアノの一番低い音を使って怒りを表現していたのかもということでした。
革命の発表会まで残り4か月
発表会まで残り4か月余り。いよいよヤバくなってきました。
途中、月光の練習に重点を置いていましたが、それでも去年の1月から練習を始めた割には、あまりにも出来が悪すぎます。人によってはまだ譜読みのレベルにも達していません。
よく、まだ譜読みレベルだけどという人がいますが、私からみると、そのまま発表会に出れそうなレベルで演奏する人もいます。そのような人からしたら4か月もあったら十分なのでしょうけどね。
私にとっての譜読みというのは、とりあえず楽譜を通して、鍵盤を押さえてみて、どう弾くのか理解したというレベルです。ゆっくりだったら、ところどころ間違える程度で通して弾けるなどというレベルでは到底ありません。
何とか誰が聴いても譜読みは終ったと言えるレベルで発表会に臨みたいですね。